私が始めて養護施設を訪れたのは1998年に札幌にある羊が丘養護園でした。
そこで夢中でしがみついてきた子供達のあの感触を今もなお忘れる事が出来ません。
『愛情』とは、人間が誰もが当たり前のように親から与えられるものであると思います。
この愛があるから、頑張ることや、信じること、そして感謝を知る事が出来るのではないのかと考えます。
経済的な事などを理由に我が子を施設に預ける、そしてもっと驚くべき事は、
保護される子供達の3分の2は虐待を繰り返す親から、
職員の方々が助け出すように引き離して保護されている事実があるのです。
本来、夢や希望に満ち溢れているはずの子供時代には不安と孤独に耐えるしかない状況に置かれています。
人間は自分を信じてくれている家族があるのだという意識があればこそ、
人生を一生懸命生き抜いていくことが出来るものだと思います。十分な愛情を与えらない環境、
僅かな補助金で学びたくても学べない環境にいる子供たちが夢や希望を持てないだけでなく、
非行へと化していく子供がいたとしても、それは全て彼らの責任といえるでしょうか。
全国に3万人もの精神的肉体的の虐待を受けて、親から離れて暮らしている子供たちに、
経済的支援そして愛情的支援だけではなく夢を持つ喜びをそして夢を叶える楽しさを伝えて行きたい。
どうぞ皆様、ひとりでも多くの子供達の真の笑顔の為にご理解・ご協力賜りたくここに潔くお願い申し上げます。
特定非営利活動法人あきらめない
理事長 前山 亜杜武 |